生産現場では、包装工程、最新の貯蔵技術やCA貯蔵、長距離輸送用の冷蔵船などに、最新のテクノロジーを採り入れてきましたが、その甲斐あって、チリは世界の隅々にまで市場を広げ、フレッシュ・フルーツの生産、輸出で世界屈指の存在となりました。


品質管理
輸出商品としてのフルーツの価値は、農園から梱包センターを経て港に至る、すべての工程で、商品がていねいに扱われ、品質管理が適切になされるか否かにかかっています。そうすることによって初めて、お客様に、最高の品質をお約束することができ、またお客様にもチリ産フルーツを評価し、受容れていただけるのです。

クーリングセンター
現在チリ国内には、約360箇所にクーリングセンターがあり、コールド・チェーンを維持する役目をはたしています。生産地から集められた農産物は、積出港から輸出されるまで、ここで低温で品質保持されます。

低温貯蔵とガス濃度調節
フレッシュ・フルーツの輸出振興には、フルーツの鮮度を保つシステムが不可欠です。相手国までの距離は長く、顧客は新鮮で甘くかつ傷みの無い商品を求める傾向にあります。チリのフルーツ産業は、フルーツの鮮度を維持し、品質低下を防ぐために、冷蔵、あるいは低温貯蔵に加え、空気中の酸素を減らして炭酸ガスを増やす、空気のガス濃度管理の方法も採用しています。これは貯蔵庫内のフルーツの自然の呼吸作用による品質低下をくい止めるもので、特に傷みやすいベリー類の貯蔵に施されます。

自動選別・梱包装置
チェリーとりんごのパッキングには、ハイテクの自動選別梱包装置を導入しています。この2種類のフルーツはぶつけ傷、押し傷がつきやすく、品質を下げる原因だったのですが、大幅な改善が見られました.また、これらのフルーツには、ハイテクのカラー選別装置を使用し、効率化を図っています。