チリ産フルーツが世界の国々で受容れられるようにするため、チリのフルーツ生産者とパッカ−は、フルーツ業界全体を対象にした包括的な優良農業実践プログラム(GAP:Good Agricultural Practices)の公式ガイドを開発しました。

チリのGAPプログラムは元々は、欧米の例を参考にして、これを補完、改善して作られたのですが、今では世界各国がチリのGAP基準を手本とするに至りました。これは農業分野の実践プログラムとしては現在、世界で最も包括的なものとなっています。このプログラムでは、最新の生産と取扱の実践、殺虫剤の使用の厳しい管理、残留量の監視、最先端技術の梱包・貯蔵設備、生産従事者の保健衛生の重視等について対策を盛り込んでいますが、いずれも各国の基準を満たすものであり、現に、米国や欧州各国の現行の対策や基準よりも厳しいものとなっています。
現在、チリのフルーツ産業におけるあらゆるレベルの人々が訓練に参加して、フルーツの種類ごとに定められた所定の作業内容と作業工程を取り入れようとしています。すでに業界700社の内の200社がプログラムに参加登録しています。2003年までにはフルーツ業界のすべての人がトレーニングを終えている予定です。生産者や輸出業者の多くは、HACCPやISO9000の基準を順当にクリアしています。GAPプログラムの導入によって国中が、この包括的なプログラムについての認識を高め、その普及に貢献することとなる